SEARS BLOG
シアーズブログ

2020.02.28

マンションの空間を有効活用!クローゼットの上手な増設方法

今回のテーマは、マンションのリフォームにおける「上手なクローゼットの増設方法」です。
衣服を収納するのに便利なクローゼットですが、「子どもが生まれて服が増えた」などの理由で購入後に増設しなければならない場合もあります。
しかし、マンションの広さは限られており、どこに設置するかで悩まれている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、上手なクローゼットの増設方法をご紹介したいと思います。

おすすめは「壁面クローゼット」

空きスペースが限られている中にクローゼットを増設する場合は、壁面を利用した「壁面クローゼット」がおすすめです。
クローゼットを壁面に設置することで、空きスペースをしっかり残して余裕のある住環境を実現します。
また、動線が遮られることもないため、日常生活に支障をきたす心配もありません。

ただし、設置場所は慎重に決めるようにしましょう。
たとえば、ドアの開閉スペースに設置してしまうと、スムーズにクローゼットを利用できなくなる可能性があります。また、日常的に家具やその他の物をよく置く場所も、避けたほうがいいでしょう。

クローゼットの扉も考慮しよう

クローゼットを増設する際は、扉の種類についても考える必要があります。
たとえば、近くにテレビや棚が置かれているにもかかわらず、折れ戸や開き戸を選んでしまうと、十分に開閉できずに使い勝手が悪くなります。
一方、引き戸なら開閉スペースを気にする必要がほとんどありません。
他の家具や部屋との兼ね合いを考えつつ、最も使いやすいスタイルの扉を選びましょう。
もちろん、必ずしも扉をつけなければいけないわけではありません。
あえて扉を取りつけない、あるいは扉の代わりにカーテンを取り付けるといった形にするのもひとつの手です。

リフォームする際の注意点

基本的に閉め切った状態にしておくことが多い収納スペースは、どうしても湿気がこもりやすいという欠点があります。
そのまま何の対処もせずに放置してしまうと、カビの発生を促すことになりかねません。

そのような事態を招かないために、

  • 防湿効果のある機能性壁材、内装材を使う
  • 隙間のある扉を取り付ける

といった工夫をするのがおすすめです。

また、むやみに奥行きのあるクローゼットを作らないことも、重要なポイントのひとつといえるでしょう。
収納スペースの広さを確保することは大切ですが、だからといって広く取りすぎると、使わないデッドスペースが生まれる可能性があります。
あらかじめ何を収納するのかを決めておき、そのために必要なちょうどいいスペースを確保する程度に留めることをおすすめします。