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シアーズブログ

2020.11.13

実はデメリットが多い?タワーマンション購入前に知っておきたい話

今回のテーマは「タワーマンション」です。
タワーマンションといえば、
・ステータス性がある
・都心にある
といったプラスのイメージを持つ方が多いかと思います。
確かに、タワーマンションならではのメリットは少なくありません……が、同時にタワーマンションならではのデメリットもあります。
ここでは、具体的なデメリットや注意点を中心にまとめてみたいと思います。

タワーマンションとは

「20階以上で高さ60m以上のマンション」というのが、一般的な定義です。
1階にカフェがあったり、保育園などの教育施設が併設されていたりするタワーマンションも多く見られます。
施設が充実した物件の中には、居住者用のフィットネスジム、プール、ゲストルームなどを備えているところもあるようです。

タワーマンションのメリット&デメリット

○メリット

・眺めが良い
・周辺の環境が整っている

高層階に行くほど窓外の眺めがよく、美しい都市景観を見渡すことができます。
地上の喧騒が届きにくく、車の排気ガスの影響も受けにくいところもポイントといえます。
また、タワーマンションは大きな駅の近くに建てられていることが多く、生活するにあたって利便性が高いこともメリットといえるでしょう。

○デメリット

・管理費&修繕積立金が高い
・エレベーターが混雑する(遅い)
・風や揺れが強い

特に、マンション内にさまざまな設備・施設が充実している物件の場合、それらの維持や運営に使用される莫大な管理費が発生します。
また、分譲マンションに住む場合は毎月「修繕積立金」を支払いますが、タワーマンションは通常のマンションより修繕積立金が高額になります。
これは高層階での作業に特殊な工具、工賃、人件費が必要になるためです。

さらに階数・部屋数が多いタワーマンションでは、平日の通勤ラッシュなどは「エレベーター待ち」の時間が発生しがち。「毎朝、エレベーターを待つための時間を10分以上確保している」という人もいるようです。

そのほか、上層階は「風」「揺れ」に弱いという点もデメリットのひとつです。
たとえば風については、上空は風が強く吹くため「窓を開けられない」「洗濯物を外に干せない」というところが少なくありません。そもそも高層階にベランダがない(出られない)という物件も見られます。
揺れについては、高層階では震度2~3程度でも大きな揺れを感じてしまうというデメリットがあります。
また地震などが原因で停電が発生した際は、エレベーターの使用ができないため高層階は“自宅待機“を余儀なくされてしまう可能性があります。

まとめ

いかがでしょうか。
「タワーマンション=おしゃれな住まい」というイメージを持って憧れている方も多いかと思いますが、実は今回取り上げたようなデメリットが考えられます。
マンション購入にあたってタワーマンションを考慮に入れているという方は、これらの注意点を押さえておいていただければと思います。