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シアーズブログ

2021.02.05

車をお持ちの方必見!新築マンションの駐車場事情について

車をお持ちの方が新築マンションを探す場合、「駐車場の有無」は重要なポイントになると思います。
また、ひと口に「マンションの駐車場」といっても実はいくつかの種類に分かれています。
そこで今回は、マンションの駐車場事情や、駐車場の種類についてお伝えしたいと思います。
マンションの購入を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。

マンションの駐車場の種類

マンションの駐車場は、大きく分けて3つの種類があります。
ここでは、それぞれの特徴、メリット・デメリットをまとめてみました。

〇平面駐車場

平面の「自走式駐車場」のことで、いわゆる一般的な駐車場です。
「自走式」とは、自分で車を運転して所定の位置に停めるタイプのこと。
一般的には敷地内にマンションの棟とは別にスペースが確保されますが、マンションの1階部分や地下を利用したタイプの平面駐車場もあります。

【メリット】
・車高の制限などが少ない
・出し入れがしやすい
車高が高い車でも駐車することができます。
駐車がしやすく、マンションから出てすぐ車に乗ることができます。

【デメリット】
・屋根がない(地下を除く)
・都心部にはあまり見られない
車の上を遮るものが何もないため、雨や黄砂で車が汚れやすいことが挙げられます。
また、都心では平面駐車場のスペースが少なく、駐車場の使用料金が割高になる場合があります。

〇自走式立体駐車場

自走式の立体駐車場で、マンション以外では大型の商業施設などでも見られます。
マンションの棟とは別に建てられた数階建ての駐車場となっており、らせん状の通路を上り下りして車を出し入れします。

【メリット】
・屋根がある
・車高が高くても駐車可能
平面駐車場のような駐車のしやすさに加え、屋根があり車が汚れにくいというメリットがあります。

【デメリット】
・階が高くなると出し入れが面倒
・最上階は屋根がない場合もある
割り当てられている駐車スペースの階が高い場合、移動が面倒になる点がデメリットとして挙げられます。
また最上階には屋根がない物件もあり、その場合は平面駐車場と同じく雨などを遮ることができないこともデメリットといえるでしょう。

〇機械式立体駐車場

都心部でよく見られるタイプで、「パレット」と呼ばれるスペースに車を駐車するタイプの駐車場です。
「数階建ての駐車場」という点では自走式立体駐車場と同じですが、こちらの場合はパレットに車を乗り入れると、あとは機械操作で車を所定の位置に停めることができます。

【メリット】
・セキュリティ面で安心
・他の車と接触しない
車の出し入れのためには、専用のキーが必要です。
そのため、セキュリティ性が高いことがメリットとして挙げられます。
また、平面駐車場や自走式立体駐車場と違い、他の車と接触する可能性がほぼゼロです。その点もメリットといえるでしょう。

【デメリット】
・車の出し入れに時間がかかる
・車のサイズに制限がある
機械式なので、定期的なメンテナンスと費用が発生します。
そのため、使用料が他のタイプに比べると割高になる可能性があります。
またパレットに納車できる車の高さ、幅、重量に制限があり、駐車できない車種もあるようです。

駐車場の注意すべきポイント

駐車場があっても「空きがない」ということも十分あり得ます。
また逆に、最近は若者の「車離れ」もあって駐車場のスペースが余っているケースも見られます。
一見すると良さそうですが、「スペースが余っている=駐車場の利用者が少ない=維持・管理費用が足りなくなる」ということで、駐車場の使用料が上がってしまうことが考えられます。

また、そもそも「マンションに駐車場がない」というケースも考えられます。
実は、マンションの駐車場設置は義務ではありません。そのため、土地の広さに限りがある都市部などの場合、敷地内に駐車場がなかったりするのです。
都市部のマンションを検討している場合は、あらかじめ近隣の駐車場を見つけておきましょう。