今回は、分譲マンションを購入して生活を始めたときに発生する「管理費」をテーマにお送りします。
管理費は、1ヶ月ごとに管理組合に納めなければならないお金のこと。
「何に使われるお金なの?」
「相場はどのくらい?」
など、気になる方も多いかと思います。
というわけで、ここではマンションの管理費についての具体的な内容をまとめてみたいと思います。
分譲マンションの「管理費」とは?
一言でいえば、「安全で暮らしやすいマンション」を維持するためのお金です。
最近の分譲マンションにはエレベーターやオートロックシステムはもちろん、防犯カメラや宅配ロッカーなど、さまざまな設備が導入されています。
これらの設備は、常に万全の状態を保つために定期的な点検が欠かせません。
また1階エントランスや外構部分の清掃を行うことも必要不可欠です。
そのための費用として、管理費が使用されることになります。
そのほか、管理人の人件費にもあてられることになります。
管理人はマンションの清掃、共用部分の巡回などを行います。廊下の電球取り換えなど、こまごました仕事をこなしてマンションを万全な状態に保ちます。
管理費の相場
月額15,000円前後というのが相場です。
相場よりも高いところもありますが、「管理費が高いから」という理由だけでマンション購入の候補から外してしまうのは考えもの。
そもそも、管理費は安ければいいというものでもありません。
というのも、すでに紹介したように管理費は安全で暮らしやすい住環境を維持するための費用。管理費が高いということは、その分だけ管理がより充実しているということを意味します。
具体的には、
・コンシェルジュサービスや巡回警備を行っている
・各種設備のグレードが高い
など。管理費は高いですが、それに見合う安全性や快適な生活を得ることができます。
「修繕積立金」について
分譲マンションで暮らす場合は、管理費のほかに「修繕積立金」が発生します。
修繕積立金とは、マンションが古くなったり、予期せぬ天災が起こったりして修繕が必要になったときに備えて、居住者みんなで積み立てられる修繕費のことです。
築年数や設備の内容によって金額は変動します。
たとえば、共用施設にジムやプールなどの施設がある場合、修繕時に足場設定に費用がかさむことが予測できるタワーマンションなどは、修繕積立金が高くなる傾向があります。
平均相場は月額6,000~7,000円。管理費と合わせると、大体2万円程度であるといえます。
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