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2020.02.21

空き部屋は貸すべき?マンション賃貸のメリット・デメリット

転勤や結婚などを機に、今住んでいるマンションを手放さなければいけなくなったとき、「貸す」という選択肢を選ぶことができます。
現に近年では、「せっかくのマンションを完全に手放すのはもったいないから」「家賃収入が入ってくるから」ということで、賃貸経営を選ばれる方が増えています。
しかし、一方で賃貸経営にデメリットがあるのも事実です。
そこで今回は、マンションを貸すことのメリット・デメリットについてまとめてみました。
特に、「貸すか売却するか」で迷われている方は、ぜひチェックしてみてください。

マンションを貸した場合のメリット

①毎月家賃収入を得られる

マンションを貸す最大のメリットは、毎月家賃収入を得られる点です。私的年金として、老後の生活費確保を目的に賃貸経営をされる方もいらっしゃいます。

  1. (1)不動産会社に仲介を依頼する
  2. (2)賃貸方法を選ぶ
  3. (3)入居者を募集する

以上のステップを踏んで入居者さえ見つかれば、毎月安定した収入を得られます。

売却した場合も収入は得られますが、その機会は一度きり。
「毎月副収入がほしい」という方は、賃貸経営を選ぶことをおすすめします。
特に分譲マンションであれば、賃貸マンションよりも構造や設備が整っていることから、賃料を高く設定できるケースがほとんどです。

②固定資産税や金利を経費として計上できる

家賃収入は不動産所得であるため、固定資産税や住宅ローンの金利などを経費として計上できる点もメリットのひとつです。
これによって税金をはじめとするさまざまな費用を控除でき、節税に繋がります。

マンションを貸した場合のデメリット

①空室のリスク

マンションを貸し出すためには、不動産会社への手数料やマンション管理費など、さまざまな費用がかかります。
仮に入居者が見つからなかった場合は家賃収入を得られず、支出ばかりが増えてしまうことになるので、募集条件の見直し等が必要になります。

②入居者のトラブルに対処しなければいけない

部屋に何かしらの不備があったり、部屋の構造や設備が原因で入居者と近隣住民がトラブルを起こしたりといった場合は、「管理者」として対応する必要があります。

まとめ

いかがでしょうか。
今回は、マンション賃貸において特に大きなメリット・デメリットをそれぞれ説明しました。
場合によっては売却するほうがいい結果を得られることもあるため、安易にマンション賃貸を選ぶのではなく、じっくり検討したうえで決断することをおすすめします。