今回は、一人暮らしの女性におすすめしたい「分譲マンションの選び方」についてまとめてみました。
特に、多くの女性が不安に感じているであろう「安全性（防犯性）」にスポットライトを当てて紹介しています。
厄介なトラブルに巻き込まれることなく、快適な毎日を過ごすために、ぜひチェックしてみてください。
万全のセキュリティが整っているか
何よりもまず確認すべきは、セキュリティシステムが万全であるかどうか。
特に見るべきなのは、以下のようなポイントです。
○防犯カメラが備わっているか
駐車場、ゴミ置き場、1階エントランス、エレベーターなどの共用部分に防犯カメラを設置しているマンションがあります。「カメラがある」ということ自体が、不審者の侵入を防ぐ抑止力となります。
○オートロック機能が備わっているか
現在の分譲マンションでは、もはや1階エントランスにオートロックを設置するのが基本になりました。
制御盤にカギを差し込んだり、カードキーをかざしたりしなければマンションに入れない構造になっています。
また最近では駐車場、ゴミ置き場などもオートロックになっているところが少なくありません。たとえばゴミをあさるストーカー行為などを防ぐことができます。
○鍵が「ダブルロック」になっているか
自室ドアに2ヶ所の鍵穴が設置されている、それが「ダブルロック」です。
ダブルロックのメリットは、不審者がピッキング(鍵をこじ開ける)しようとしても2ヶ所あるので時間が掛かること。そもそも空き巣は「時間が掛かる」ということを何よりも恐れます。その意味で、ダブルロックは犯罪の抑止力として活用できるわけです。
低層階への侵入が困難な構造になっているか
マンションを借りる場合、ベランダから侵入されにくい「高層階」を選ぶのがいちばん安全です。しかし、低層階しか空いていないことも十分に考えられます。
その場合は、
・ベランダの近くに登れそうな木や塀がないか
・ベランダが人通りの多い道に面しているか
などを確認しましょう。
最寄り駅から近い距離にあるか
仕事をしていると、外が暗くなってから帰路につくことも多いかと思います。
女性にとって、暗い夜道はいろいろ危険が多いもの。そんな中、最寄り駅からマンションまでの距離が遠ければ、その分だけ1人で夜道を歩く時間が長くなり、危険性が増してしまいます。
このような帰り道でのリスクを抑えるために、なるべく駅チカの物件を選ぶのがおすすめです。
さらに、遅くまで人通りの多い大通りに沿って帰れるルートがあれば、より安全性は増します。
逆に、最寄り駅から近くても、人通りの少ない裏路地や街灯のない道を通らなければいけないようであれば、なるべく選ばないことをおすすめします。
いかがでしょうか。
以上、安全面を重視した物件選びのポイントを紹介しました。
ぜひ参考にしてみてください。
