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シアーズブログ

2020.03.27

マンションをご検討の方必見!西向き物件を選択肢に入れてみませんか?

マンションを購入する際、よく優先されるポイントは、大きく分けて3つ。
・立地
・景観
・日当たり
この3つです。

しかし、全てをクリアしている物件に出会うことは簡単ではありません。
「立地も景観も最高だけど、日当たりが微妙で諦めた」という声があります……が、もし「西向き」が原因であるというなら今一度、考え直してみていただきたいと思います。
住まいに関して、「南向きは良い。西向きは良くない」とよくいわれたりしますが、実は一概にそうとはいえません。

というわけで、今回は西向きマンションのメリット&デメリットについて、また「どういう人が向いているか」についてまとめてみました。

西向きのメリットとは?

【1】価格が抑えられる

ご存知の方も多いと思いますが、マンションの通常価格は南向きよりも西向きのほうが安く設定されています。
物件によっては、数百万円の差がある場合もあるようです。

【2】冬場でも暖かい

西向きの部屋は、午後3時から4時にかけて強い陽が射し込みます(いわゆる「西日」です)。
太陽の陽射しは昇るときより沈む前のほうが強いため、日によっては暖房が不要なほど暖かいという場合もあります。

【3】部屋全体が明るい

西向きの部屋は、直接日が当たる「直接光」と間接的に日の光が当たる「間接光」の2種類の光を取り込むという特徴があります。
たっぷりの太陽光を取り込むことができるので、【2】とあわせて光熱費を抑えることができたり、洗濯物が乾きやすくなったりといったメリットが考えられます。

西向きのデメリットとは?

最大のデメリットは、西から射し込む午後の激しい太陽光、いわゆる「西日」です。
冬場は暖かい西向きの部屋ですが、夏場は強い日差しで室内温度が過度に上がる要因となるため、注意が必要です。

とはいえ、対策ができないわけではありません。
・「遮光カーテン」や「スクリーンカーテン」を使用する
・「ガラスフィルム」を使用する
・性能の良いエアコンを付ける
・内窓を設置する

などの工夫が必要です。

また、最近は標準設備として施工時から複層ガラスやLow-eガラス※を取り付けているマンションが多く見られます。
性能も高まっているため、「西向きでも暑さはまったく気にならない」という声もあるようです。

※ガラスの中に特殊金属膜を設け、遮熱や断熱効果を高めたガラス

ライフスタイルに合わせて考える

住宅を購入する人が、日当たりの良い部屋を求めるのは当然のことかと思います。
しかし「日の当たる時間」にこだわりがないのであれば、西向きの部屋も十分に検討いただく価値があると思います。
・日中は家にいない
・部屋は明るいほうが良い
・価格を抑えたい
といった理由で、あえて西向きを選ぶという方は少なくありません。

「南向き=住みやすい」という固定観念を捨てることで、選択肢が増えます。
憧れの立地、気に入った間取りの物件を「西向きだから」という理由で諦めてしまうのはもったいないことかもしれません。
今一度、西向きの部屋を選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。