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シアーズブログ

2022.09.20

マンションの床暖房ってどうなの?メリット・デメリットについて

今回のテーマは、「マンションの床暖房」です。
現在マンション購入を検討されている方の中には、
「マンションの床暖房ってどうなの?」
「床暖房にするメリットって何?デメリットもある?」
と気になっている方もいらっしゃるかと思います。
そこで今回は「マンションの床暖房」をテーマとし、メリット・デメリットについて解説していきたいと思います。

そもそも床暖房とは?

足もとを温め、部屋全体を心地よい温度にしてくれる床暖房。その種類は、大まかに「温水式」と「電気式」という2種類に分かれます。

○温水式

フローリングの下に水が通る「管」が敷かれているのが温水式床暖房です。
床下で温水を流すことで、床の温度を一定に上げることができます。

○電気式

フローリングの下に電気式のヒーターを敷くのがこの「電気式床暖房」です。
・日中に電気を蓄える「蓄電式」
・チップ状の熱電源が自動で温度を調整し、部分ごとに温度を管理する「PTCヒーター式」
・パネル式のヒーターを並べる「電線ヒーター式」
という3種類にわけることができます。
蓄電式とPTCヒーター式は比較的新しいもので、省エネに特化しており、安全性も高いといわれています。

床暖房のメリット・デメリット

床暖房のメリットといえば、「寒い冬でも床が暖かい」ということが挙げられるわけですが、ここではそれ以外のメリット、そしてデメリットについてご紹介します。

○メリット「安全」「乾燥しにくい」

ガス式、電気式のストーブは小さな子どもやペットがいるご家庭では危険につながることもありますが、これらが不要になることで安全で省スペースにも役立ちます。
また、床暖房は温風を使って室内の温度を上げるものではないので、空気中の水分が減りにくく、乾燥しにくいという性質があります。

○デメリット「費用」「工事が必要」

デメリットは設置費用(初期費用)の高さです。
床暖房は自分で取り付けができない器具であるため、設置費用がかさみます。
また、床暖房の種類によっては月々の光熱費が上がってしまうため、年間の電気代やガス代を下げたいという方は省エネに特化した種類を選ぶ必要があるでしょう。

なお、床暖房を設置する際には床暖房に適した床材を選ぶ必要があります。
希望のフローリングがある場合は、あらかじめ確認しておくようにしましょう。

まとめ

床暖房つきのマンションではない場合でも、リフォームで床暖房を「後付け」することは可能です。
しかし、分譲マンションでも管理規約による制限があるケースもあるので注意する必要があります。
「ゆくゆくは床暖房をつけたい」と考えているのであれば、はじめから設置されているマンションを検討されることをおすすめします。