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シアーズブログ

2022.10.21

マンションを購入する前に知っておきたい「坪」と「平米」の違いとは?

今回は、「マンションの広さ」をテーマにお送りします。
ひとり暮らし用の物件をお探しの方、同棲するためにマンションを探している方、はたまた家族の住まいを探している方などさまざまだと思いますが、気になるポイントのひとつは「マンションの広さ」だと思います。

しかし不動産情報を見ると「○坪」とか「○平米」といった、普段の生活では見慣れない単位で広さが表されており、「これって具体的にはどのくらいの広さなの?」「ていうか、坪と平米の違いって何?」という疑問が出てくることもあるでしょう。
また、「そもそも自分たちの暮らしに適した広さはどのくらい?」という方もいらっしゃると思います。

そこで今回の記事では、
・坪と平米の違い
・ひとり暮らしや2人暮らし、家族に適した広さ
についてそれぞれまとめてみました。

「坪」と「平米」の違い

まずは、知っているようで知らない方も多いであろうと思われる「坪」と「平米」の違いや換算方法について、簡単にまとめてみましょう。

○坪とは?

坪は、日本古来の「尺貫法」という計算方法で算出される広さの単位のことです。
日本では、海外からメートル法が入ってくる以前、「寸」「尺」「坪」「両」「匁」「貫」などといった単位を使っていました(このうち「寸」「尺」は長さを、「坪」は広さを、「両」「匁」は重さを、「貫」は質量を表します)。
古い単位ではありますが、不動産業界では慣例的に現在でも使用されています。

○平米とは?

「平米」と漢字で書くとややわかりにくい感もありますが、実は、これは私たちにとってなじみの深い「平方メートル(m2)」のことを指します。

○坪・平米数の計算方法

【1坪=約3.31平米】とされているので、これをもとにするとわかりやすいと思います。
ちなみに、3.31平米は約2畳の広さになります。

各ライフスタイルに合った広さの目安とは?

国土交通省が発表している「住生活基本計画」の中に、「住生活基本計画における居住面積水準」というデータがあります。
要するに、「快適な生活を送るために必要な住居の広さはどのくらいか」を示したデータのことです。

これによると、ひとり暮らしで必要な最低限の広さは25平米以上とされています(リビングや寝室だけでなくお風呂やトイレ、キッチンなども含みます)。
また、2人の場合は30平米以上とされています。

さらに3人以上の家族で住む場合は、「10平米×人数+10平米」で計算できます。
3人の場合は40平米、4人の場合は50平米……という感じになります。

まとめ

今回は「坪」と「平米」の違いについて、またひとり暮らしや同棲、家族での生活といった各ライフスタイルに適したマンションの広さについてまとめてみました。
快適な生活を実現するためには、部屋の広さについてしっかり考えておくことが重要です。
今回の記事では各ライフスタイルでおすすめの平米数目安についても解説していますが、ぜひ実際にマンション探しをする際、活用していただければと思います!