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シアーズブログ

2019.12.05

「理想の住まい」に仕上げる!住宅のリノベーションについて

今回のテーマは、「住宅のリノベーション」です。
「リノベーション(Renovation)」は、英和辞典を引くと「改修・刷新」といった意味があることがわかります。
要するに、「住宅のリノベーション」は住宅に手を入れることをいうわけですが、
「それってリフォーム(Reform)なんじゃないの?」
という方もいらっしゃるかと思います。

確かに、「住宅のリフォーム」もまた「住宅に手を入れる」という意味を持つ用語です。
しかし手を入れる作業の内容は、リフォームとリノベーションで大きく異なります。
ここでは、まずはそのあたりから解説してみましょう。

リフォームとリノベーションの違い

「住宅に手を入れて状態を向上させる」
という基本は同じですが、作業の内容が異なる「リフォーム」と「リノベーション」。
具体的にはどんな違いがあるのでしょうか。

○リフォームとは?

住宅のリフォームは、経年劣化や故障などで状態に不具合が生じている部分を元に戻す(原状回復)ことを意味します。
「キッチンが壊れて水漏れする」
「壁紙が汚れたり破れたりしている」
そんなときに、リフォーム工事を行うことになります。
キッチンを修理し、壁紙を貼り直して新築の状態に戻す工事です。

○リノベーションとは?

冒頭に、「リノベーション(Renovation)=改修・刷新」と書きましたが、住宅におけるリノベーションは主に「刷新」という意味を持っています。
簡単にいえば、住宅の設備を一新して今の状態よりも向上させること。
今ある住宅の機能・性能を高めて、より暮らしやすい家に仕上げるという工事が行われます。

まとめると、
【リフォーム】はマイナスの状態からゼロに戻すこと。
【リノベーション】はプラスアルファの付加価値をつけること。
このような違いがあります。

中古マンションをリノベーション!

リノベーションという考え方は、「持ち家に手を入れて暮らしやすい住宅にする」というときだけに適用できるものではありません。
たとえば、マンション購入の際にも適用できます。

「新築マンションを購入したいけれど、資金面で難航している」
「なかなか条件に合う物件が見つからない」
そんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。
駅チカで都心へのアクセスもよく、コンビニやスーパー、学校などが周囲にあって治安がよくて……という好立地の新築マンションは、人気も価格も高いもの。
しかも、立地が良いエリアにはすでに多くの建物が建っているので、新築マンションの数は限られます。
そんな中、設備面で完璧に希望にマッチする住まいを見つけるのは大変です。

そこで、考えられるのが中古マンションのリノベーション!
中古マンションは新築に比べて購入費用を抑えることができ、しかも好立地の物件が数多く見られます。
スケルトン工事を行ってリノベーションすれば、外から見れば中古だけれども中身は最新設備を導入した“理想の住みよい家”が完成します。
新築マンションなどの検討とともに、一度視野に入れてみてください!