今回のテーマは、分譲マンションにおける「トランクルーム付き」の物件です。
「そもそもトランクルームって何?」
「トランクルームにはどんなメリットがある?」
「逆にデメリットや注意点はあるの?」
といった内容にお答えしていきたいと思います。ぜひ参考にしてみてください!
マンションのトランクルームとは?
そもそもトランク(Trunk)とは「荷物入れ」という意味ですが、マンションに設置してあることもある「トランクルーム」とは、まさしく「荷物入れ」として使えるスペースのことを指します。
物件を選ぶにあたって“収納の多さ”を重視したい方は、特にチェックすべきポイントといえるでしょう。
トランクルーム付きマンションは主に3タイプ
ひとくちに「トランクルーム付きマンション」といっても、実はトランクルームのタイプはさまざまです。
代表的なのは、
・住戸に隣接するタイプ
・共用部集合タイプ
・トランクルームと提携しているタイプ
という3タイプです。
それぞれどのようなものなのか、見てみましょう。
住戸に隣接するタイプ
文字通り、各戸(各部屋)にトランクルームが隣接しているタイプです。
玄関ドアのわきに設置してあるのが一般的で、日常使いしやすいという特徴があります。
共用部集合タイプ
1階エントランスなどの共用部に、まとめてトランクルームが設置してあるというタイプです。
・全戸分のトランクルームが用意されている
・限られた数のトランクルームが用意されている
という2パターンがあります。
トランクルームサービスと提携しているタイプ
マンションの建物から離れたところにあるトランクルームとマンションが提携しているタイプです。
・利用するか否かは各戸で決めることができる
・「収納スペースが戸外に必要」と申告した場合に提携先を紹介してもらえる
といったメリットがあります。
トランクルーム付きマンションのメリット・デメリットとは?
トランクルーム付きのマンションとは、要するに部屋の中の収納スペース以外に、別に収納スペースを用意できるマンションのことです。どんなメリットやデメリットが考えられるでしょうか。
メリット
まずは何といっても、収納スペースを確保できる点がメリットとして挙げられます。
また、生活空間とは別の場所に収納スペースを用意できるというのもポイントです。
たとえば、
・夏の間は使わない冬レジャー用の物を収めておく
・年に1~2回くらいしか使わないキャンプ道具をまとめて収めておく
といった使い方ができます。
デメリット
タイプによって利用料金が必要になる点は、デメリットといえるでしょう。
たとえば上で紹介した3タイプのうち、共有部集合タイプや外部のサービスと提携している場合、毎月の利用料が発生するケースがあります。
その他、提携しているトランクルームがマンションから遠い場合、気軽に荷物を出し入れできないことが考えられます。頻繁に使用する物を収納するのには向かない場合があるわけです。
トランクルーム付きマンションの注意点とは?
トランクルームは、あればあったで便利ですが、すでに取り上げたようなデメリットがある点には注意しましょう。
毎月の使用料が必要になる場合は、きちんとあらかじめ金額を確認しておくことが大切ですし、また外部と提携している場合、提携先のトランクルームがどこにあるのかもきちんと把握しておくことが大切です。
また、各戸に設置していないタイプの場合、希望者が多ければ抽選になるケースもあります。
その場合、抽選に当たらなければ使えないことになるという点は注意すべきでしょう。
まとめ
トランクルーム付きマンションは、収納スペースにこだわりたい方向けであるといえます。
ただし、今回の記事で紹介したように、トランクルームにはさまざまなタイプのものがあり、場合によっては「抽選になるので使えない場合がある」ということも考えられます。
別に料金が必要な場合もあるため、事前に確認することが欠かせません。
トランクルーム付きマンションを考えている場合は、ぜひ参考にしてみてください。