今回は、最近多くのマンションに取り入れられている「パントリー」について解説します。
英単語の「Pantry」は「食品庫」を意味しますが、マンションのパントリーも、食料品などをストックする収納スペースとして使われています。
ここでは、パントリーの種類やメリット・デメリットについて解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
パントリーの種類
パントリーの種類は「小部屋タイプ」「壁面タイプ」の2つに分けることができます。
まずは、それぞれの特徴を見てみましょう。
小部屋タイプ
1~3畳ほどの小部屋になっているタイプです。
人が出入りできる広さを備えたものもあり、「ウォークインタイプ」と呼ばれることもあります。
収納量が多く、食品の他に普段は使用しない日用品も収納することが可能です。
壁面タイプ
壁に棚型の収納スペースを取り付けるタイプで、キッチン横の壁などに設けられることが多いのが特徴です。
料理中など、今すぐ食品が必要なタイミングで取り出しやすいというメリットがあります。
パントリーのメリットとデメリット
パントリーを使ったことがない方の中には、
「実際、使い勝手はどうなの?」
「デメリットも知りたい」
という方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、パントリーのメリットとデメリットについてまとめてみました。
メリット
・食料品や日用品を多めにストックできる
・キッチンがスッキリとする
というのが、代表的なメリットです。
現在、「キッチンボードに食材が入りきらない」「キッチンがいつもゴチャゴチャ」というお悩みを抱えている方には、たいへん便利なスペースとなるでしょう。 また常温保管できる缶詰などを多めに収納しておくことで、大規模災害にも備えることができます。
デメリット
・食材の管理が必要
・買いだめやストックが不要な人には無駄なスペースとなる
というのが、代表的なデメリットといえるでしょう。
具体的には、
「賞味期限を常日頃からチェックするのが大変」
「広いパントリーがあるせいで他の部屋が狭くて不便」
という方もいるようです。
まとめ
今回は、マンションのパントリーについてまとめてみました。
パントリーは、食品やさまざまな日用品を保管できる便利な倉庫として最近のマンションに取り入れられているもので、上手に使えば「家事の時短」「もしもの備え」に役立つ設備です。
また、キッチン周りがスッキリすれば、普段のお料理や家事のストレスが減少することも考えられます。
マンションをお探しの際は、ぜひ参考にしてみてください。