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シアーズブログ

2023.11.27

最近よく聞く「コンパクトマンション」とは?人気の理由やメリット・デメリットまとめ

今回のテーマは、「コンパクトマンション」です。
コンパクトマンションとは、単身や2人暮らしの方向けに作られたマンションのことです。
具体的な定義はありませんが、
・面積30~50m2程度
・間取り1LDK~2LDK
という物件が「コンパクトマンション」と呼ばれています。

そんなコンパクトマンションは最近、特によく聞かれるようになりました。
昔ながらの家族のあり方が変化し、独身のまま人生を送る方や、「結婚はするけれども子どもは持たない」という選択をする方が増えていることが影響していると考えられます。

コンパクトマンションの部屋

コンパクトマンションのメリットとデメリット

ここでは、コンパクトマンションのメリットとデメリットをまとめてみました。

メリット

・面積が小さい分、ファミリーマンションより安価
・アクセスの良い物件が多い
・ワンルームマンションより広く、使い勝手がよい
・住宅ローン控除を受けることができる(床面積50m2以上の物件のみ)

以上のような点が、メリットとして挙げられます。
その他、最近のコンパクトマンションは「クリーニングサービス付きの宅配ボックスが設置されている」「セキュリティがしっかりしている」など、共用部分の設備が充実している点も特徴のひとつです。

ちなみに住宅ローン控除については、
・令和5年以前に建築確認を受けた新築物件
・合計所得1000万円以下
という条件をクリアしていれば、「床面積40m2以上」で利用可能です。

デメリット

・家族が増えると手狭
・収納を工夫しないと狭さを感じる

いちばんのデメリットは、「家族が増えたとき手狭になる」という点ではないでしょうか。
コンパクトマンションは面積が小さい分、新たに子どもができたりペットを飼ったりするようになると、住まいが手狭になってしまいがちです。

ただ、コンパクトマンションの需要は高まりつつあり、将来的にも一定数の需要は見込めます。
また利便性の高い駅チカ物件などが多く、売りに出した場合、買い手が付きやすいという特徴があります。
たとえば「今は子どもを考えていないけど、将来的にはわからない」という方がコンパクトマンションを購入する場合は、将来的に売却することも意識した物件選びをしましょう。

コンパクトマンションはこんな人におすすめ!

ここでは、どんな人がコンパクトマンションに向いているのかまとめてみました。

コンパクトマンションの部屋

シングル

「ワンルームマンションは狭い」と感じる単身の方にこそ、コンパクトマンションがおすすめです。
また購入すれば資産として保有できるというメリットがあるため、いずれ賃貸に出して家賃収入を得たいとお考えの人にも最適です。

DINKs

DINKsとは、「Double Income(共働き)」と「No Kids(子どもを持たない)」を組み合わせた言葉です。
ライフスタイルの多様化とともに、日本でもDINKsを選択する夫婦が増加していますが、そういった夫婦こそコンパクトマンションがおすすめです。

シニア

一度はファミリーマンションや戸建て住宅を購入した夫婦も、子どもたちが巣立って老後を迎えると「広すぎる」「管理が大変」と感じることも増えてきます。
そういった方に老後を過ごす場としておすすめなのが、コンパクトマンションです。
近年のマンションはバリアフリーもしっかりしているため、「安全な生活を送りたい」という方にもピッタリです。

まとめ

今回の記事では、コンパクトマンションについて取り上げてみました。
コンパクトマンションを購入するポイントは「現状だけでなく、将来も見つめる」ということ。
充実したマンションライフのため、ときには物件情報業者からのアドバイスも取り入れながら物件探しをしてみてください。