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シアーズブログ

2024.04.26

マンションが「抽選」になる理由とは?抽選の流れ・落選時の対応も徹底解説!

今回のテーマは「マンション購入の際の抽選について」です。
目当てのマンションを購入しようと思ったら、「抽選」になっていた……というケースは少なくありません。

では、そもそもなぜ抽選になるのでしょうか?
また、抽選の流れとは?
落選してしまったときはどうすればいいのでしょうか?
気になるポイントをまとめてみました。

抽選会への案内

何故マンションが抽選になるのか?

ここでは、マンションが抽選になる2つのパターンについて解説します。

複数の購入希望者が居るケース

角部屋、最上階の住戸、南向きの住戸などは人気が高いため、「ひとつの住戸に購入希望者が複数現れる」ということは決して珍しいことではありません。
このような場合、公平性を保つため、抽選によって購入者が決まります。

新築マンションの供給戸数減少

人気エリアにはすでにマンションが建っているため、不動産業界は「新しいマンションを建てたくてもなかなか建てられない」という状況です。
そんな中で建てられた新築マンションには、当然ながら購入希望者が殺到するため、抽選が行われることがあります。

またあえて購買意欲を高めるために、
・はじめから抽選形式をとる
・あらかじめ「抽選住戸」を用意する
といった場合もあります。

マンション抽選の流れ

ここでは、マンション抽選の一般的な流れを見てみましょう。

①聞き取り

営業担当者からの聞き取りで、
・購入意思の有無
・(住宅ローンを利用する場合)借入可能額
といった点を確認します。

営業担当者からの聞き取り

②購入の申し込み

「購入要望書」に、第1希望から第3希望(もしくは第4希望)までを書いて提出します。

③抽選会への参加

抽選会はモデルルームで行われることがほとんどです。
参加は自由ですが、このあと説明する「キャンセル」が出た場合、抽選会に参加した人が優遇されるというルールを定めているマンションもあるため、事前の確認が必要です。

④抽選

「ガラガラ」と呼ばれるくじの機械や、「同倍率同時抽選」と呼ばれる抽選方法をとって当選者(購入者)を決めます。

⑤当落の連絡を受ける

抽選会に行けなかった場合も、当落の連絡は当日中に、基本的には電話で行われます。

抽選にハズレた場合

外れてしまった場合でも、まだ購入のチャンスはあります。
ここでは、外れてしまった場合の対応について解説します。

キャンセル待ち

当選者の中には、なんらかの理由でキャンセルをする人もいます。
そのため、「キャンセル待ち」をして様子を見ることも可能です。
なお、キャンセル待ちの申し込みは「先着順」となることが多いようです。

別の住戸の提案を受ける

多くの場合、同物件の別の住戸の提案を受けます。
「どうしてもこのマンションで決めたい」という希望がある場合、この時点で空き部屋を紹介してもらい、再検討する流れとなります。

次期販売を待つ

大型マンションの場合、「1期」「2期」「3期」と販売期間を分けている場合があります。
「1期分は完売」という場合でも「2期」「3期」がある場合もあるので、担当者に確認しておきましょう。

別の物件を探す

少しでも早く購入したい場合や、「○年以内に欲しい」という希望がある場合、まったく別のマンションを探すのもひとつの手です。
その場合は、できるだけ多くのマンションを紹介してもらうとよいでしょう。

まとめ

マンションは、人気の高い条件を備えた部屋に購入希望が集まりやすいため、「抽選」が行われることは決して珍しいことではありません。

このとき、特に気をつけたいのは「落選したらどうするか」ということです。
めでたく当選すれば万々歳ですが、購入希望者が多ければ多いほど当選する確率は低くなるため、「ここが買えない場合はどうするか」をあらかじめ考えておきましょう。
今回の記事で紹介した『抽選にハズレた場合』も参考にしていただければと思います!