SEARS BLOG
シアーズブログ

2024.07.22

マンションを「理想の住まい」に仕上げる!設計変更のメリット・デメリットまとめ

新築マンションを購入するにあたって、「立地とかの条件は完璧なんだけど、間取りがあんまり気に入らないんだよね……」というお悩みを持っている方もいらっしゃるでしょう。

そこで活用できるのが、今回まとめた「設計変更」というサービスです。
制限はあるものの、ある程度は望み通りの間取りに変更することができます。

設計変更

では、具体的にはどのような変更ができるのでしょうか?
また設計変更のメリット・デメリットとは?

マンションの設計変更とは?

新築マンションの間取りは、何種類か用意された中から選ばなければならない……と思われがちですが、実は細かい変更を加えられる場合があります。
マンションの販売業者が「設計変更」を受け付けている場合です。

住む人数や生活スタイルによって、「用意されている間取りと変えたい」と思うこともあるでしょう。
そんなとき、決められた受付期間内に申し込みをすることで、次に紹介する例のような設計の変更をしてもらうことができます。

【例】間取り変更でできること

ここでは、設計変更で実際にできる間取りの変更についていくつか例を紹介します。

設計変更の間取りBEFORE・AFTER

間仕切り壁の撤去

たとえば4LDK(リビング、ダイニング、キッチン以外に4部屋ある)のマンションがあったとして、「4部屋に分けるより壁をひとつ取り払って3部屋にしたい」という要望があったとしましょう。
たとえば、「今の間取りだとリビングがちょっと狭い気がするから隣の部屋とつなげて広くしたい」など。

そんなときには、間仕切り壁を取り払って希望通りの間取りに変更してもらうことが可能です。

和室と洋室の変更

和室→洋室
洋室→和室
など、部屋の様式の変更を受け付けている場合もあります。

たとえば最近は、
「洋室のリビングに接する部屋を和室にしてくつろぎのスペースを実現!」
そんな間取りのマンションがあったりしますが、「和室よりは洋室にしたほうが使い勝手が良いんですが……」という場合、申し込みをすることで和室から洋室へと変更することができます。

扉を変更

ここでいう「扉」とは、玄関ドアのことではなく、あくまで専有スペースの扉を指します。
たとえば、「リビングに接した部屋の間仕切り壁を取り払って引き戸にしたい」などの要望を実現することが可能です。

・引き戸を閉めて独立した部屋を作る
・引き戸を開けてリビングのスペースを広くする
など、時々に応じてフレキシブルに間取りを変えられるようになるわけです。

ちなみに、設計変更は専有部分にしか適用できません。
共用部分(玄関ドア、ベランダなど)は変更できないため、注意する必要があります。

間取り変更は「メニュープラン」として用意されていることも

マンションによっては、間取りを変更したいという要望に応えるサービスとして「メニュープラン」を用意しているところもあります。
「間取りを変更できる」という点は設計変更と似ていますが、基本的には「用意されたプランから選ぶ」という感じで最適な間取りに仕上げるというものです。

設計変更のメリット・デメリット

設計変更にはどんなメリットとデメリットが考えられるか、簡単に見てみましょう。

メリット

新築マンションにデフォルトで用意されている間取りは、無難ではあるものの、人によっては生活スタイルに合わないと思われることもあるでしょう。
そんなとき、設計変更のサービスがあれば「理想の住まい」に近づけることが可能です。
「こんな家に住みたい」という理想がある方には、特にチェックしていただきたいサービスといえます。

デメリット

設計変更は、無償でやってもらえるサービスではありません。
例に挙げた「間仕切りを取り払う」「和室・洋室の切り替え」「扉の変更」などは、いずれもマンションを購入する費用とは別に、変更工事のための費用を支払う必要があります。
また、できる変更とできない変更があり、必ずしも100%希望が叶うわけではない点に注意が必要です。

まとめ

新築マンションの間取りは、設計変更のサービスを活用することで希望通りに変えることができます。
制限はあるものの、生活スタイルに合わせて希望に沿った間取りの変更ができるのは、新築マンションならではのメリットといえるでしょう。

・受付期間には限りがある
・できる変更とできない変更がある
という点に注意しつつ、「理想の住まい」に近づけるために活用してみてください。