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シアーズブログ

2026.01.23

マンション購入前に知りたい!開き戸と引き戸の違いとメリット・デメリット

開き戸とは?

マンションで最も標準的な扉で、ドアノブを持って前後に開閉します。
寝室やトイレ、玄関など、プライバシーや気密性が求められる場所に多く採用されています。
以下に、その種類やメリット・デメリットをまとめました。

開き戸

開き戸の種類

主に、「片開き戸」「両開き戸」「親子ドア」の3種類が見られます。

片開き戸

片側のみに開くタイプで、玄関から各個室まで最も広く使われています。
隙間を作らずぴったり閉じるため、防火性や気密性を確保しやすく、プライバシーを守りたい部屋に最適です。

両開き戸

中央から左右に開くタイプで、一度に中を見渡せるのが特徴です。
クローゼットなどで使われるケースも一部ありますが、広い開閉スペースが必要であるため、収納以外ではあまり住戸内で見かけません。マンションでは、エントランスの扉に使われるケースが多いです。

親子ドア

大小2枚を組み合わせた扉です。
普段は親扉(大きい方)のみを使用するのが一般的ですが、大型家具の搬入時などは両方の扉を開放することで広い開口部を確保できます。
マンションでは玄関に採用されることが多いです。
また、高級感のある見た目にできるのでハイグレードな物件に多いという特徴があります。

メリット

気密性・防音性が高い 枠に密着するため音が漏れにくく、エアコン効率も良い
寝室や書斎など静かな環境を保ちたい部屋に適している
低コストで設置できる 構造がシンプルなため、設置や交換のコストを抑えられる
壁面をフル活用できる 扉横の壁にスイッチやコンセントを設置でき、家具も配置しやすい

デメリット

家具配置の制約 扉が動く範囲に家具を置けず、死角(デッドスペース)が生じる
通行の妨げとケガのリスク 狭い廊下では開いた扉が人や荷物とぶつかりやすい
風で急に閉まって指を挟むリスクもある
バリアフリーの制約 車椅子や歩行器を使用している際に、開閉操作が不便

引き戸とは?

戸を壁に沿って左右にスライドさせ、開閉するタイプの扉を指します。
開き戸と同様に、こちらも種類やメリット・デメリットをまとめてみました!

引き戸

引き戸の種類

引き戸は、主に「片引き戸」「引き分け戸」「引き込み戸」「引き違い戸」の4種類に分類できます。

片引き戸

1枚の戸を左右どちらかにスライドさせる、最も一般的なタイプです。
洗面所やウォークインクローゼットなど、扉の開閉が邪魔になるような限られたスペースに適しています。

引き分け戸

2枚の戸を中央から左右に開くタイプです。
リビングと隣室の間仕切りなどに採用されたりすることが多く、全開にすることで部屋を一体化させ広くすることができます。

引き込み戸

扉が壁の中(戸袋)に完全に収納されるタイプです。
開け放した際に見栄えが非常にスッキリしますが、戸袋内の掃除が難しいといった側面もあります。

引き違い戸

2枚以上の戸で構成され、左右どちらからでも開閉できるタイプで、和室の「ふすま」と同じ構造です。
主に押入れやクローゼットなどの収納スペースに使われます。

メリット

家具配置の自由度が高い 扉の開閉スペースが不要なため、扉のすぐ近くまで家具を置ける
間取りの柔軟性 開けば広いリビング、閉めれば個室と、用途に合わせて使い分けられる
バリアフリー性能が高い 軽い力で開閉でき、車椅子の方や高齢者、子供にも優しい
換気・採光を調整しやすい 扉を少しだけ開けておくなど、換気や採光の微調整がしやすい

デメリット

音や空気が漏れやすい 構造上、隙間があるため、防音性や冷暖房効率は劣る
壁面の利用に制約がある 扉が重なる部分の壁には、スイッチやコンセントを設置できない
レールの掃除が大変 床レールの溝にゴミが溜まりやすく、掃除の手間が大きい
※ただし、最近のマンションではレールが床にない「上吊りタイプ」もあり

まとめ

開き戸と引き戸にはそれぞれにメリットやデメリットがあります。
開き戸は気密性や防音性に優れ、引き戸は空間の有効活用やバリアフリー性能に優れています。
部屋の用途や目的に応じてどちらにするのか、暮らしをイメージしながら選ぶことが重要です。

また、将来のライフスタイル(子育て期や老後など)も考慮して選ぶようにすることで、より長く快適に住み続けられるマンションを見つけることができます。