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シアーズブログ

2021.04.19

マンションの「水漏れ」が起きたらどうする?原因&対処方法まとめ

今回のテーマは、「水漏れの対処方法」です。
マンションで暮らしていると、時にはさまざまなトラブルに見舞われることがあります。
そんな中、特に大変なのが水漏れ。健康被害に発展することもあるので、なかなか深刻です。
というわけで、ここでは水漏れの原因や、発生した場合の正しい対処方法についてご紹介します。

水漏れの原因

〇建物の老朽化

築年数が長いマンションは、建物の老朽化に伴ってさまざまな設備に不調が見られることがあるわけですが、給排水設備も劣化します。
しかし、「古い物件=水漏れする」というわけではありません。
給排水設備の点検・管理がしっかり行われていれば問題ないでしょう。

〇上の住人の不注意

設備の問題ではなく、上階の方の不注意が原因で水漏れが起きる場合があります。
たとえば、
・お風呂の水を出しっぱなしにして溢れさせる
・配水管を詰まらせる
・洗濯機のホースが外れていた
といったことが考えられます。

水漏れの対処方法

〇管理会社に連絡

まずは管理会社、管理組合に連絡することが大切です。
そして、管理会社が手配した設備業者の到着を待ちましょう。
原因が建物の老朽、給排水設備の不備などマンション全体の問題である場合もあるので、業者に直接連絡するのではなく、必ず管理会社を通すようにしましょう。
ちなみに、管理会社のコールセンターは24時間受付可能であることがほとんどです。
深夜・早朝に水漏れに気づいた場合も、まずは連絡してみましょう。

〇被害状況を記録

水漏れが発生した段階では、原因は何か、誰が責任を負うべきなのか分からないことが多いと思います。
たとえば、上の階の方が不注意で水漏れを起こした場合、基本的には上階の方が責任を負います(加入している保険で対応されることがほとんどです)。
そんな中、のちのちの手続きをスムーズに進めるためにも、水漏れの状況はきちんと写真に撮るなどして記録しておくことが大切です。

〇上階に訪問するのはアリ?

水漏れの原因が上階の方の不注意だと思われる場合、直接出向くのはアリなのでしょうか?

結論からいえば、基本的には自身で出向くのは避けたほうが良いといえそうです。
水漏れに限らず、住民トラブルに発展しそうな出来事が起きた場合は「管理会社を通す」というのが基本。当事者同士だけで話し合おうとすると、こじれてしまう可能性もあります。
管理会社を通すことが大切といえます。

〇自分が加害者になってしまったら?

自分の不注意で水漏れが起きた場合には、管理会社を通して下階に被害を及ぼしていないかなど、きちんと確認することが大切です。
そのうえで、もし被害に遭った方がいる場合はきちんと誠実な対応を心がけましょう。

ちなみに、この場合には金銭的な賠償が必要になる場合がありますが、あらかじめ「個人賠償責任保険」に加入しておくとスムーズに進めることができます。
集合住宅で暮らす中では、水漏れに限らずさまざまな場面で役立つことがある保険です。ぜひ加入しておくことをおすすめします。

まとめ

いかがでしょうか。
水漏れが発生した場合は、とにかく落ち着いて行動することがポイントです。
・管理会社に連絡
・被害を記録
以上のことをしっかり行う必要があります。
もしもの場合に備えて、管理会社の連絡先などはしっかり把握しておきましょう。