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シアーズブログ

2021.04.26

マンション選びの必須事項!エレベーターのチェックポイントとは?

今回のテーマは、「エレベーターのチェックポイント」です。
マンションを選ぶ際には部屋の広さや間取りを中心にチェックするかと思いますが、快適なマンション生活を実現するためには、共用部の設備にも着目する必要があります。
ここでは特に「エレベーター」にフォーカスを合わせ、そのチェックポイントを紹介します。

エレベーターの台数について

建築基準法では、エレベーターの設置義務があるのは「31m(7~10階相当)以上のマンション」とされています。31m未満の物件には、そもそもエレベーターがない場合も考えられるわけです。
とはいえ、たとえば25mの6階建てマンションにエレベーターがないとなれば、現実的に考えて高層階の人はなかなか大変……。
というわけで、最近では高さに関わらずほとんどのマンションにエレベーターが設置されています。

そんな中、まずチェックすべきなのは「エレベーターの最適な台数」です。
目安としては、一般的には「部屋50戸に対して1台」といわれています。
120戸以上の大型マンションの場合、3台くらいがちょうど良いといわれています。

エレベーターのサイズについて

31m以上の建築物の場合、
・間口1,800mm以上、奥行き1,500mm以上、高さ2,300mm以上
・積載1,150kg以上
・定員17名以上
・出入口は幅1,000mm以上、高さ2,100mm以上
上記の規定を満たしたエレベーターを設置しなければなりません。

7階以下のマンションを検討されている場合は、以下をポイントにしてみましょう。
・家具の搬入に十分な大きさがあるか
・ベビーカーを利用する場合、余裕をもって利用できるか
・車いすを利用する場合、スムーズに乗降できるか(開口延長ボタンの設置がされているか)
上記を満たしていれば、安心できそうです。

ちなみに、高さ31m未満のマンションの場合はそもそもエレベーターの設置義務や規定がないため、定員10人以下の小さなエレベーターが設置されている場合もあります。

エレベーターの防犯設備について

「見知らぬ人と密室になるのが嫌だ」
「うちには娘がいるから心配」
という方は、エレベーターの防犯設備をチェックするようにしましょう。
・防犯カメラ付きのエレベーターかどうか
・エレベーターの扉に窓がついているか(乗る前に外から中の様子を確認できるか)
こうした部分は物件情報に記載がない場合もあるので、「ないと不安だ」という方は不動産会社に問い合わせてみましょう。

まとめ

いかがでしょうか。
エレベーターは、日常生活で毎日使う人が多い設備です。
「あればいい」ではなく、「自分たちの生活を快適に送れるか?」という視点で選ぶのがポイントです。
ぜひ今回のチェックポイントを参考にしてみてください。