「日本らしさ」を感じることができる和室。一戸建て住宅だけでなくマンションでの人気は高く、和室付きのマンションを選んだり、分譲マンションを購入後、和室にリフォームするケースも多いようです。
今回はそんな和室について、「人気の使い方」をテーマにまとめてみました。
人気の和室3選
○リビングの横に和室を設置
リビングの横に地続き(段差がない)状態で和室を作る方法は、「定番」のスタイル。
畳はクッション性があるため小さな子どもを遊ばせるのにも適しており、リビングから様子を見ることができるので親御さんも安心できます。
また、襖や障子を設置すれば、来客時の応接スペースとしても使うことも可能です。
○小上がり和室を設置
30cmほどの段差をつけた「小上がり和室」を作ることで、立体的でおしゃれな空間が完成します。
小上がりタイプは段差に腰をかけて使うことができるほか、段差の下は収納スペースとして活用できるので「収納を増やしたい」という方にもおすすめです。
○リビング内に「中和室」を設置
中和室とは、リビングの一角に設置する窓のない和室を指します。
窓がないため、ベビーベッドや介護ベッドを置くのも安心です。
また、襖を付けて本棚やデスクで仕切れば、書斎として使うこともできます。
和室のおすすめの「使い方」まとめ
○寝室・休憩スペース
寝室としてゆったり広々使う方法がいちばん人気ですが、しっかり布団を敷かなくても休憩できるというのが和室のポイント。
「子どもの昼寝スペースがほしい」
「ちょっと休憩したいときに使えるスペースが欲しい」
というときに便利です。
○赤ちゃん部屋や勉強部屋として
子育て世代には、赤ちゃん部屋や勉強部屋としての使い方もおすすめです。
特に、「中和室」は目が届きやすく安全なので、より適しているといえるでしょう。
・畳が音や衝撃を吸収してくれるので集中力が上がる
・ベビーベッドを置かなくても赤ちゃんが過ごせる
・小さい子どもが多少飛んだり跳ねたりしても安心
といったメリットがあります。
○親の部屋
親御さんと同居されている方の中は、和室を親御さんの部屋として使う方も少なくありません。
「両親に畳のほうが落ち着くと言われた」
「ベッドより布団で寝たいという希望があった」
など、ご家族の希望を叶えるために和室を用意した方も多いようです。
○来客用
遠方に家族がいる方や来客が多い方は「マンションでも来客室がほしい」ということで、落ち着きのある和室を用意することが多いようです。
押入れを設置すれば、来客用のふとんや寝間着などもまとめて収納できるメリットがあります。
まとめ
いかがでしょうか。
「家の中に落ち着く空間を作りたい」という方にこそ、和室はおすすめです。
今回ご紹介したように和室にはさまざまな使い方やメリットがあるので、ぜひ参考にしてみてください。