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シアーズブログ

2021.10.25

川沿いの物件は住みやすい?メリット・デメリットを解説

今回のテーマは、「川沿いの物件」です。
晴れた日にはキラキラと水面が輝く川沿いのマンションは、夏でも涼しくて過ごしやすいイメージがあると思いますが、実際のところはどうなのでしょうか。
ここでは、川沿いの物件を選ぶことによって得られるメリットや、逆に注意すべきデメリットについてまとめてみました。

川沿いのマンション

「川沿い物件」のメリット

一昔前、特に都市部の川沿いは「環境が良くない場」というイメージが強くありました。
特に公害問題が深刻だった高度経済成長期には、都市部の川は家庭の排水や工業排水によって汚れ、景観も良くありませんでした。
しかし現在、上下水道の整備や、都市設計の見直しで再開発が進んだことなどを受け、都市部の川沿いの環境は飛躍的に良くなっています。
川沿いの地域は、きれいな水が流れる美しい景観が広がるエリアとなっています。

というわけで、川沿いに住むメリットとしては「きれいな景観を楽しめる」ということが挙げられます。
また、河川敷で行われる花火大会が名物になっている地域なら、花火を自宅に居ながらにして楽しめるというメリットもあります。

そのほか、川は「川風」を生むため、夏でも過ごしやすいというメリットがあります。
川風とは、陸地と水面の温度差によって発生する風のことを指します。
風通しが良く涼しいので、快適に過ごすことができます。

マンションから見る花火大会

「川沿い物件」のデメリット

川沿いの物件のデメリットとしては、
・虫に悩まされる場合がある
・騒音に悩まされる可能性がある
・災害リスクがある
という点が挙げられます。

特に、河川敷に草が生い茂っているような環境の場合は虫が発生しやすく、羽虫が家の中に進入してきてうっとうしい思いをすることがあるかもしれません。
また、「河川敷で遊ぶ人たちの声がうるさい」のような騒音問題に悩まされる可能性もあります。

さらに、大雨や地震などで水害に見舞われる可能性があるという点も見逃せないところです。
事前に、水害リスクの有無や危険性の高さについてハザードマップなどを参考に押さえておくことをおすすめします。

まとめ

いかがでしょうか。
今回まとめたように、川沿いの物件は景色が良くて涼しく、過ごしやすいのがメリット。
しかし一方で、虫に悩まされる場合があったり、河川敷で遊ぶ人たちの騒音に悩まされる可能性があったりする点、また災害リスクがある点には注意が必要です。
物件を選ぶ際には、ぜひメリットだけでなくデメリットも把握したうえで考えるようにしてみてください。