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シアーズブログ

2020.01.14

中古マンションのリフォームにかかる費用の相場をチェック!

新築マンションよりも安い価格で購入できる場合が多い中古マンションには、「自分好みにリフォームできる」というメリットがあります。
その一方で、築年数によっては自分の好みに関係なく、必然的にリフォームしなければいけない箇所が見られることもあるでしょう。

そんなこんなで、マンションとは切っても切れない関係にある「リフォーム」……ですが、
「そのためには、どのくらいの見積もりを立てておけばいいの?」
という疑問をお持ちの方もいるのではないかと思います。
そこで今回は、「中古マンションのリフォーム費用の相場」をテーマにお送りしたいと思います。

箇所別に見るリフォーム費用の相場

①壁紙

壁紙は、劣化が目に見えてわかりやすい箇所のひとつです。
汚れや傷が目立ってきたり、破損したりした場合は、優先してリフォームを考えるのではないでしょうか。
また、色合いや模様の好みにあわせて張り替えを希望する人も少なくありません。
そんな壁紙のリフォーム費用は、一般に1,500~3,000円/m2とされています。

②水まわり

浴室や洗面台、トイレ、キッチンなどの水まわり設備は健康な生活に欠かすことができません。
しかし、長く使えば使うほど、各設備は劣化し、破損してしまう場合もあります。
破損してしまった場合は最新設備への入れ替えが必要ですが、設備によって費用の相場は異なります。
たとえば、浴室のリフォーム費用は70~120万円とされていますが、トイレの場合は20~40万円程度となっています。
ただし、水まわり設備はグレードにこだわっている製品が多く、場合によっては相場以上の費用がかかることもあります。

③フローリング

重い家具が置かれたり、人が毎日行き来したりすることで、日に日にダメージを蓄積しているフローリング。
剥がれたり傷ついたり、あるいは歩くたびにギシギシと鈍い音を立てたりと痛み具合がわかりやすく、その分だけリフォームを希望される方は少なくありません。
そんなフローリングのリフォーム費用は、一般に10,000円/m2前後とされています。

築年数にあわせたリフォームを

当然ながら、築年数が長ければ長いほど劣化具合は進行していき、必然的にリフォームしなければいけない状態に陥ってしまいます。

たとえば、築20年を過ぎたあたりからは水まわりが劣化していき、早ければ破損してしまうこともあります。
また、築30年も経つと壁紙や床の汚れ、傷が目立つようになり、築40年を過ぎればスケルトンリフォーム(内装を一から作り直すフルリフォーム)を推奨されるレベルに達することも……。

このように、仮にパッと見ただけでは劣化していないように見えたとしても、見えないところで深刻な状態に陥っている可能性が考えられます。

中古マンションを購入する、あるいはすでに中古マンションで生活している方は、上記の費用相場を参考にしつつ、必要箇所のリフォームを検討してみてください。