今回は、マンションにおけるインターネットのサービス・プロバイダ契約について取り上げます。
現在、新築マンションの多くはインターネット環境を完備しており、すぐにでも利用することが可能です。
マンションの広告に「Wi-Fi完備マンション」「インターネット完備マンション」といった文言が書かれている場合、すでにマンション自体がプロバイダ契約を行っており、回線が引き込まれている状態なので、住み始めてからすぐに充実したインターネットライフを送ることができるでしょう。
とはいえ、プロバイダ契約内容や料金の仕組みについて深くチェックしないままマンションに住んでいる方も少なくありません。
そこで今回は、マンションのインターネット・プロバイダ契約に関するチェックポイントをまとめてみました。
プロバイダ契約に関するチェックポイント
マンションのインターネット・プロバイダ契約については、
・契約先のプロバイダはどこ?
・プロバイダを利用しない場合も料金が掛かる?
といった点について特にしっかり注意する必要があります。
現在はマンションの管理組合が一括で契約しているパターンが一般的なので、実際に組合に問い合わせをしてみて契約内容を確認してみましょう。
また、特にインターネットの利用料金についてはしっかりとした確認が必要です。
マンションによっては、管理組合が契約しているサービス・プロバイダを利用しない場合でも、料金が管理費として徴収される仕組みになっている場合があります。
サービス・プロバイダのリプレイス(乗り換え)について
分譲マンションのネット契約は、「全戸一括契約」が基本です。マンション1部屋ごとに契約する「個別契約」に比べると、費用が安い場合が多い傾向にあります。
ただし、築年数がそれなりに長いマンションの中には、インターネット黎明期に管理組合が一括でプロバイダ契約を行っており、そこから一度も内容が見直されないまま今に至っているケースが少なくありません。
中には、マンション側の金銭的な負担が大きいプランのままで長年、見直されていないということもあります。
そのような場合は、サービス・プロバイダのリプレイス(乗り換え)も視野に入れる必要があります。
別会社に乗り換えをするとなると解約金が発生することもありますが、場合によっては思いきって解約金を払って乗り換えをしたほうがコスト的にはむしろプラスになるケースも少なくありません。
まとめ
今や生活に欠かせないインターネット。
特に最近は、冒頭にも書いたように在宅で仕事をしている方も多く、その必要性は高まっています。
そんな中、インターネットのサービス・プロバイダによるサービスの内容や、支払わなければならない金額については、しっかり確認することが欠かせません。
ぜひ参考にしていただければと思います。