今回のテーマは、「駅直結型マンションのメリットとデメリット」です。
文字通り鉄道の駅に直結しているマンションのことを指しますが、駅からの距離がゼロということで(実際には部屋から駅まで移動するのに数分を要しますが)、いかにも便利そうな感じがします。
では、具体的にはどんなメリットがあるのでしょうか?
また逆に、あるとしたらどんなデメリットが考えられるでしょうか?
駅に直結しているマンションのメリット
駅直結型マンションのメリットとしては、主に以下の3点が挙げられます。
○交通の便が良い!
冒頭でも紹介したように、駅直結型マンションは駅からの距離がゼロ!
というわけで、鉄道を利用して外出する際には駅まですぐ行けるので便利です。
また、駅からすぐ来れるのでお客さんを招待しやすいのもポイントといえるでしょう。
○バス・タクシーもすぐ乗れる!
大きなターミナル駅の周辺には、タクシー乗り場やバス乗り場があるというのが一般的です。
バスやタクシーのほうが目的地までスムーズに行ける場合、そちらをすぐに利用できるのがメリットといえます。
○駅ビルにもすぐ行ける!
多くの場合、都市部のターミナル駅にはさまざまなお店が入った駅ビルが直結しています。
駅直結型のマンションなら、そのような駅ビルにもわざわざ長い時間をかけなくても行くことができます。
ちょっとしたショッピングからレストランでの豪華なディナーまで、すぐに楽しめるのが魅力です。
また、役所や銀行、郵便局などが徒歩圏内にあるケースが多く、便利である点もポイントといえます。
駅に直結しているマンションのデメリット・注意点
駅直結型マンションはさまざまなメリットがある一方、以下のようなデメリットや押さえておきたい注意点があります。
○物件の価格が高い
大きなターミナル駅が建っている都市の中心部はそもそも土地の価値が高く、また駅直結型のマンションは築年数が浅いところが少なくありません。
そのため、購入費用が高くなってしまいがちです。
○騒音が気になるかも?
駅周辺は夜まで営業しているお店が多く、都市部では鉄道が遅くまで稼働しているので、階数や向きによっては街の騒音や電車の走行音、さらには駅の構内アナウンスなどが聞こえてくることが考えられます。
二重窓を使用するなどして騒音を抑える対策を行っているのが一般的ですが、事前にしっかり内見を行って確認することをおすすめします。
○駅周辺は治安が良くない場合も?
駅周辺に大規模な繁華街がある場合など、治安が良くない場合があります。
こちらもまた、事前の下調べが欠かせないポイントです。
まとめ
いかがでしょうか。
一見するとメリットばかりのように思われる駅直結型マンションですが、いくつかデメリットや注意点もあります。
特に騒音や治安の良しあしについては、事前に確認が必要です。
そちらも考慮に入れ、しっかり理解したうえで後悔のない物件選びをしましょう!