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2023.06.23

マンションのフルフラット設計とは?特徴やメリットを解説!

近年、「フルフラット設計」の物件が増えてきました。
しかしまだ一般的な用語ではないため、「フルフラット設計ってどんな設計?」と疑問をお持ちの方や「聞いたことはあるけど、メリットがよくわからない」という方もいらっしゃると思います。
そこで今回はフルフラット設計の特徴やメリットなどをまとめてみました。

フルフラット設計

フルフラットとは

そもそも「フルフラット設計」とは、住宅内の段差や出っ張りなどを最小限に抑えた設計のことを意味し、主に玄関やリビング、浴室などに段差をできるだけ作らないようにしたものを指します。
たとえば、
・廊下と居室の段差がない(ドア枠や引き戸用のレールなどをフラットにする)
・段差が出来がちな部分にはスロープを設置する
といった仕上がりになっている設計が例として挙げられます。
ただし、物件によって取り入れている部分には違いがあります。

室内の段差の原因

そもそも従来のマンション設計において室内に段差ができてしまうのには、「遮音性を保つため」「配管・配線用の空間を確保するため」といった理由があります。

遮音等級の確保

マンションは一定の遮音性を実現するために、規定された遮音等級を確保することが定められています。
遮音性を保つために、床の上に厚い遮音カーペットを敷くなどして吸音性の高い材質の床材を使用する必要がありますが、こうした床材を敷くことで1~3cm程度の段差が生じます。
一般的には、人が歩き回ることが多いリビングや、洗濯機が置かれる洗面所などにこうした床材が使用されることが多い傾向にあります。

設備配管や電気配線用の空間

床下にはトイレや浴室、キッチンといった水回りの水道管や電気配線が敷かれていますが、間取りよってはこれらのスペースを確保するため、あえて10cm以上の段差を作ることがあります。

フルフラット設計のマンションは、施工においてさまざまな工夫をこらすことにより、遮音等級の確保や配管・配線空間の確保を行ったうえで段差を極限まで抑えています。

フルフラット設計のメリット

フルフラット設計のメリットとしては、
・家族全員が事故なく快適に過ごせる
・家事を快適に行うことができる
といったことが挙げられます。

家族全員が事故なく快適に過ごせる

これまでの住宅にあった段差などが限りなく抑えられているため、つまずいて転倒したり、ぶつかったりするといったアクシデントを防止するのに役立ちます。

家事を快適に行うことができる

段差を極力減らすことで、掃除機をかけるのが楽になるなど、家事の負担が減るというメリットがあります。
重い家具の移動や、大きな荷物の搬入もしやすくなるのもポイントです。

フルフラットの部屋

まとめ

今回は、今話題の「フルフラット設計」についてまとめてみました。
安全性が高く、家事もしやすいということで人気が高いフルフラット設計。
マンションのレイアウトや間取りについて考える際には、検討してみてはいかがでしょうか。