今回のテーマは「サニタリー」です。
「衛生を保つ」という意味を持つサニタリー。サニタリースペースは身だしなみを整えたり、洗濯ものを畳んだりするなど、さまざまな用途で使用できる便利なスペースです。
今回はサニタリーの特徴や機能、収納の考え方などをご紹介します。ぜひチェックしてみてください。
サニタリーとは?
サニタリーとは本来、キッチン以外の水回り、トイレ、浴室、洗面といった「衛生を保つ設備」のことを指します。しかし最近は、洗面所の機能を備えた自由な空間を「サニタリースペース」もしくは「サニタリールーム」と呼ぶようになってきました。
特徴・機能は?
サニタリースペースには「用途が自由」という特徴があります。
たとえばトイレであれば「用を足す」、キッチンであれば「料理をする」といった使用目的がありますが、サニタリースペースに限定された使用目的はありません。
家族の脱衣室として、また洗濯物を畳んだりするランドリールームとして、それからメイクをするパウダールームとして使うことも可能です。
広さは?
さまざまな用途に対応するサニタリースペースですが、日本では2畳程度の広さが平均的とされています。
来訪者が使用する場合も…
先に「用途は自由」とお伝えしましたが、サニタリースペースは「家族だけのプライベート空間」ではありません。
来客の際にはお客様が手を洗ったり、ときには着替えをすることもあるでしょう。
そんなとき、サニタリースペースが乱雑な状態ではせっかくのおもてなしが台無しになってしまいます。
そうならないためにも、日ごろから整理整頓をしっかり行い、「いつでもお客様をお招きできる状態」を心がけるようにしましょう。
サニタリースペースの収納について
サニタリースペースをいつもきれいにしておくためには、「収納上手」になる必要があります。
ここではその収納の基本的な考え方についてまとめてみました。
優先順位を考える
“洗面所兼○○(脱衣所など)”といった形式をとることが多いサニタリースペース。歯ブラシやコップなどの「毎日使うもの」は優先的に設置し、すぐに取り出せる位置に置いておくようにしましょう。逆に石鹸のストックなど「毎日使わないもの」は、別の場所にしまっておくとスッキリして見えます。
目につく場所に置くものは最小限に!
2畳前後という限られた空間を上手に活用し、必要最低限のものだけを置くようにしましょう。
また、サニタリースペースはお客様が利用することもある場所です。
家族の下着などは、見える場所に置かないようにしましょう。
まとめ
サニタリーは決して広いスペースではありませんが、家族が毎日使用する場所です。
ポイントは「収納」です。豊富な収納設備を備えたサニタリーがあれば、いつでもきれいな状態を保つことができます。
マンションをお探しの際はこのサニタリースペースに注目して探してみてはいかがでしょうか。